新学期が始まりました。1年生にとっては、2回目の履修選抜です。4年生にとっては、最後の履修選抜です。毎年、この時期になると履修選抜の結果に一喜一憂している声が聞こえてきます。

 実際、履修選抜に勝利している人と、敗北している人、どちらが多いのでしょうか。最高では何勝しているのか、あるいは何敗しているのか。今回、SFC CLIP編集部でアンケートを取ってみました。

5勝以上の人が多数という結果に!

 
 今回は男性28人、女性39人の計67人にアンケートをとりました。結果は以下の通りです。

貼ってQ1履修選抜、今期は何勝?


貼ってQ2履修選抜、今期は何敗?


 アンケートを取る前に編集部では、「3勝」または「4勝」の人が1番多いだろうと予想しました。しかし、結果は半数以上の人が5勝以上となり、予想は外れました。最高は「12勝」でした。
 「5勝以上」と答えた人に履修選抜の秘訣を聞いたところ「シラバスを読み込んで事前準備をするなど入念に対策をとったから」という理由や、「倍率が低いものを中心に選んだから」という慎重な理由が目立ちました。

みんな1度は挫折を経験している


(まけ)


 「1敗」と答えた人が26人と1番多くいました。続いて、「0敗」、「3敗」、「2敗」、「5敗」、「4敗」と続きます。「0敗」という人もいますが、SFC生のほとんどは履修選抜で落ちるということを経験しているようです。「1敗」したという人の中には、「ほとんどの選抜は通ったが、本当に取りたい1科目だけ落ちてしまった」という人もいました。たくさん受かっても本当に取りたい授業がとれないと残念です。
 「5敗以上」と答えた人に理由を尋ねてみました。「倍率が高い科目ばかり選んでしまったため落ちてしまった」「自分のやりたいことを伝えられなかったため落とされてしまった」と答えた人もいました。やりたいことを明確に伝えられないと履修選抜を通ることは難しそうです。

ほとんどが勝ち越し


(かち)


 結果、アンケートをとった方の9割が勝ち越していました。意外と履修選抜に泣かされている人は少ないみたいです。しかし、本当にとりたい科目がとれない人が「自分は履修選抜に負け越している」と感じているのかもしれません。
 履修選抜の結果を尋ねた際に、半数の人が1度WEB上で選抜結果を確認していました。普段から合否の結果を確認しているわけではないようです。また、結果発表後は、皆さん合否についてあまり気に病んではいない様子でした。SFC生は、終わった選抜という過去よりも、これから履修できる授業、未来を見据えているのかもしれません。
 今回、アンケートにご協力して頂いた皆様、ありがとうございました。