ORFや中間課題などで忙しい今日このごろ。ふと甘いものが食べたくなることはないだろうか。そんなときに役立つのが、SFC周辺のおすすめスイーツを紹介していく「浅香のSFCスイーツコレクション」。3回目となる今回は、本場ヨーロッパの味が楽しめる、フレイ延齢堂(えんれいどう)を紹介する。

西口のお洒落なケーキ屋さん


 SFC生が慶応大学行きバスへ乗るときによく利用している湘南台駅出入口Bを出て、真っすぐ進み最初の交差点を左に曲がる。その先2つ目の交差点を右に曲がると右手にみえるのがフレイ延齢堂だ。

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ヨーロピアンなテイストでとってもおしゃれな建物は、夜はより綺麗にライトアップされている。スイーツへの期待で胸がいっぱいになる。

店外観とってもおしゃれな外観


ウィーンで修行したオーナーのこだわりスイーツ


 スイスやフランス、オーストリアで修行したオーナーが作り上げたこだわりのスイーツは、持ち帰りはもちろん、店内のスペースで頂くことも可能だ。店の営業時間は10:00-19:30だが、店内のスペースはラストオーダーが18:00となっているので注意してほしい。
 今回レポートするのは編集部員の浅香、中島、由谷の3人だ。

 浅香が選んだのは、かぼちゃのモンブラン。ほっくりとしたかぼちゃをたっぷりと使用した、とても秋らしい一品だ。かぼちゃクリームを一口頬張ると、ふわっとした甘さ控えめのクリームが口の中いっぱいに広がる。見た目よりも軽く、すんなりと食べられる。

かぼちゃのモンブランかぼちゃのモンブラン


 その一方で、クリームの下はさくっと焼き上げたタルトとなっており、クリームと合わせて食べるとかぼちゃタルトのような味わいに変化した。一粒で二度美味しい一品だ。
 タルトは、さすがヨーロッパで修行したオーナーが焼き上げた味わいで、一個440円の値段にも納得できる。ただし、全体的には甘さ控えめな大人の味なので、甘党の浅香には少々物足りなかった。

クリムトクリムト


 中島が選んだこちらの「クリムト」は新商品で、ウィーン独特のナッツが入ったスポンジ生地でホワイトチョコクリームをサンドしたケーキ。今回食べてみた3種類の中では一番の甘さだった。しかし、表面にコーティングされている甘酸っぱいフランボワーズソースがさっぱりしているので、重たすぎるということはない。何より、スポンジに入っているナッツのサクサクとした食感と香ばしい風味が楽しく、とても秋らしいケーキという印象だった。上にちょこんと乗ったラズベリーも可愛らしい。
 値段は一個430円と、少し高めだが、自信を持っておすすめできる一品だ。

チーズケーキチーズケーキ


 由谷が選んだのは、チーズケーキだ。重めでしっとりとした生地が特徴的で、甘さは控えめ。あとからほんのりとチーズの風味が楽しめるケーキだ。生クリームのほどよい甘さと、ブルーベリーといちごの甘酸っぱさが絶妙なアクセントとなっている。他のケーキと比べ、チーズケーキは風味や味に個性が現れやすい。399円というお手頃な値段で王道のチーズケーキを味わえる。満足のいく一品である。

季節の菓子や焼き菓子も豊富!


 今回紹介した以外にも、店内は豊富な焼き菓子や季節の菓子などにあふれており、とても魅力的だ。特に、ウィーン菓子の品ぞろえは豊富。珍しいお菓子を買っていけば、話題になること間違いなし。まだ訪れたことのない方は、ぜひ学校帰りに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 浅香のSFCスイーツコレクションでは、これからも多くのスイーツをレビューしていきたいと考えています。みなさんおすすめのおいしいスイーツはありませんか? ぜひ、SFC CLIP編集部に教えてください。