10月31日(月)、西武ライオンズの高木大成内野手が今シーズン限りでプロを引退することが明らかになった。高木選手はSFC3期生で96年に西武ライオンズに入団し、10年に渡りプレーした。今後は球団に残り、営業の職を務めていく。


 高木選手は73年生まれ。高校時代は桐蔭学園高等学校の捕手として甲子園にも出場し、92年にSFCの第3期生として総合政策学部に入学した。塾野球部では同世代のキャプテンとして活躍する一方、世界選手権や五輪予選に日本代表として参加した。
 95年のドラフト会議で西武ライオンズに1位指名を受け、96年に入団。2年目にポジションを捕手から一塁手に移したことが功を奏し、レギュラーに定着すると、天才打者と呼ばれるほどの活躍を見せた。97・98年の西武ライオンズのリーグ連覇に大きく貢献し、個人としても優れた守備を見せた選手に贈られるゴールデングラブ賞を受賞した。
 ここ数シーズンは怪我が続き1軍出場が減り、今季も13試合の出場に留まっため、10月7日(金)に球団から戦力外通告を受けていた。他球団での現役続行という選択肢もあったが、3週間かけて引退という決断を下した。12月以降は、営業部員としてスポーツマーケティングなどを担当していく。
■選手名が一部のブラウザで正しく表示されないので本記事では代用文字を使っています。正しい表記は「木大成」です。