9日(木)、2014年度春学期の研究会シラバスが公開された。新たな研究会の履修を検討している人は、忘れずにチェックするようにしよう。


 研究会はSFCのカリキュラムの核になっている科目で、「研究会A」(週2コマ、4単位)または「研究会B」(週1コマ、2単位)から2単位以上を取得することが、4年生への進級要件の1つとなっている。

 研究会は原則として、1年生は1つ、2-4年生は最大2つまで各学期に履修することができる。ただし、「研究会A」を1学期間に2つ履修することはできない。




新たに開講される研究会、閉講となる研究会

 多くの研究会は2013年度秋学期から継続して開講されるが、担当教員のサバティカル(教員の海外留学などに伴う長期休暇)などの理由により春学期は開講されない研究会もある。また、春学期から新たに開講されたり、再開講となるものもある。
春学期から新たに開講される研究会春学期から再開講する研究会春学期は開講されない研究会
牛山潤一研究会
中山俊宏研究会
宮垣元研究会
宮代康丈研究会
中西泰人研究会
廣瀬陽子研究会
小熊英二研究会
後藤純一研究会
渡辺靖研究会
上山信一研究会
清水唯一朗研究会
土屋大洋研究会
西岡啓二研究会
バンミーター,ロドニー研究会
柳町功研究会

 担当教員の退職等のため、井下理研究会、古石篤子研究会、佐々木三男研究会、花田光世研究会、松原弘典研究会は、2013年秋学期をもって閉講となる。
 また、金子郁容研究会、堀茂樹研究会、松井孝治研究会は、これまで「研究会A」として開講されたが、春学期からは「研究会B」が2つ開講される。逆に、これまで「研究会B」が2つ開講されてきた國領二郎研究会は、春学期から「研究会A」として開講される。


研究会の履修選抜方法・日程はさまざま 必ず確認を

 9日に公開された研究会シラバスには、研究会の概要のほかに、授業スケジュール、履修条件、履修者の選抜方法や日程も掲載されている。シラバスではなく、研究会独自で作成したホームページに詳細が記載されている研究会もある。

 ほとんどの研究会では履修者の選抜が実施されている。通常の授業とは異なり、春学期が始まる前から選考が行われる研究会も多い。特に早いところでは、1月中に履修希望の応募が締め切られる場合もある。
 選抜の方法も面接や志望理由書、その他教員が指定した課題など様々。春学期に研究会の履修を検討している学生は、早めにシラバスを確認するようにしよう。