1日(火)から、メディアセンターのAVカウンターで新たな機材の貸出が始まった。新たに貸出される機材は、SONY FDR-AX1(デジタル4Kビデオカメラ)と、TASCAM DR-40(リニアPCMレコーダー)の2種類だ。

4K対応のビデオカメラを導入 ICレコーダーも強化


 4K対応のビデオカメラ「SONY FDR-AX1」は、これまでAVカウンターで貸し出しされていたフルHDカメラよりも高画質で滑らかな4K/60pフォーマットで動画を撮影することができる。光学20倍のレンズを搭載しているため、広い景色から、遠景まで幅広く対応することが可能。

 ICレコーダーの「TASCAM DR-40」はこれまでのICレコーダーと比較し、より一層、高解像度での録音が可能になった。一般的なCDの解像度を超える24bit/96kHzでのハイレゾリューション録音に対応するほか、コンデンサー式マイクを直接接続することが可能になっている。これだけの高機能ながら、単三電池3本で20時間の駆動を実現しており、屋外でも電源の心配は要らない。操作はシンプルで、録音感度を自動的に調整する機能も搭載されているため、初心者でも安心して使える。

プロ仕様の機材を活用しよう


 新年度が始まると同時に貸し出しが始まったSONY FDR-AX1とTASCAM DR-40。AVコンサルタントの宮坂航亮さん(環4)は「学生がプロ仕様モデルを借りられるというのは凄い。この環境を最大限に活かしてほしい。AVコンサルタントがサポートするので、初心者の方も積極的に使っていただきたい」と話した。

 ビデオカメラやICレコーダーを授業や研究会で使用するSFC生は多いだろう。新たなプロ仕様の機材をフル活用し、作品の質を更に上げよう。