26日(土)、SFCの英語科によるプロジェクトEnglish in Actionが主催するイベント「Sightseeing to Tokyo Sky Tree」が開催される。当日は、東京スカイツリーへの観光や、国際交流昼食会など、学生同士の交流を深めるプログラムが予定されている。本イベントを主催するEnglish in Actionに取材を行った。

「SFCで国際交流の場を提供したい」


 今回のイベントの目的は、留学生と日本人学生との交流の場を提供することで、日本人学生に「生の英語」と接してもらう。英語の授業などでインプットした知識を、アウトプットする場所にして欲しいという。
 イベントを主催するEnglish in Actionは、将来的にグローバルに活躍したいと願う学生に向けて、英語を使う機会を提供するために設置されたプロジェクトである。英語科の学生が主体となって活動している。
 プロジェクトのメンターを務めるハイアム・ワニータ環境情報学部訪問講師は、近年キャンパスに留学生が増えているにも関わらず、留学生と日本人学生の交流が少ないことを問題と考えている。
 「SFCには、アメリカをはじめ、インドや中国など、世界中から留学生が集まっています。ただ、国籍の壁を越えて学生達が集まる場が無いため、せっかくの国際的な環境を生かし切れていない。今回のイベントを通じて、留学生と日本人の学生が交流を深め、英語力の強化にも繋がればと思っています」とハイアム講師は語る。

 また、English in Actionでは、今回のイベントに限らず、様々な活動を通じて学生達に国際交流の場を提供している。休日を使って観光に出かけることもあれば、平日に研究室で英語のディベートを行うなど、短時間で参加できるイベントもある。
 参加に際して、英語力の心配は無用だと、ハイアム講師は語る。「ネイティブのように流暢に話す学生から、身振り手振り、やっとの思いで自分の気持ちを伝える学生まで、皆で協力し合いながら英語を勉強しています。『英語を話したい』という強い思いさえあれば、現状でのレベルは関係ないです」と語った。

えいご


 26日のイベントの参加をはじめ、English in Actionの活動に興味を持った学生は、[email protected]から、直接メンバーに連絡を取ることができる。集合時間や場所等の詳細は、プロジェクトのメンバーから後ほど通達されるとのことだ。

 「将来のために英語を勉強したい」という方は、ぜひ今回のイベントに参加してみてはいかがだろうか。誰でも気軽に参加できるので、おすすめだ。