2016(平成28)年度からSFCの総合政策学部・環境情報学部における一般入学試験より外国語が多言語化される。


 外国語の試験を多言語化することで、日本の中等教育において複数の外国語の学習を推進することを狙いとしている。またSFCでは、育てる学生のモデルのひとつとして、英語だけではなく、それ以外の外国語も高度に使いこなしながら、世界を舞台に活躍できる人物の輩出を目指しているという。

 2016(平成28)年度一般入学試験から、外国語の試験では、問題の一部についてドイツ語もしくはフランス語の問題を選択することが可能になる。具体的には、以下の3パターンの出題範囲から1つを選択する。


1「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ」
2「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ・ドイツ語」
3「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ・フランス語」

 また、2017年以降には、さらなる言語の導入も検討されているそうだ。