18日(土)、横浜市営地下鉄ブルーライン(湘南台-あざみ野)は「快速」の運転を開始した。データイム(10:00-16:00/土休日9:30-)に毎時2本運転。湘南台から関内まで約5分、全線で約8分の短縮となる。

戸塚以東なら時短のメリット

快速の停車駅は、湘南台から戸塚までの各駅、上永谷、上大岡、関内、桜木町、横浜、新横浜、新羽からあざみ野までの各駅、合わせて18駅である。
 湘南台駅を利用するSFCの学生にとっては、戸塚を越えて乗車する場合に限り、時間短縮になる。湘南台から、関内まで29分、横浜まで34分、新横浜まで44分、あざみ野まで60分での移動が可能になった。各駅停車より、湘南台からそれぞれ5分、5分、8分、8分の短縮となっている。

朝夕ラッシュ時間帯は運行なし

快速は、平日10:00-16:00、土休日9:30-16:00の時間帯で、1時間に2本で運行される。朝夕のラッシュ時間帯は運行されないものの、日中も利用する学生にとってはメリットがあるといえるだろう。

地下鉄ブルーライン 快速ダイヤ
湘南台→横浜方面 戸塚→湘南台方面 横浜→湘南台方面
平日 10時 02・32
11時 02・32
12時 02・32
13時 02・32
14時 02・32
15時 03
10時 ― ・49
11時 19・49
12時 19・49
13時 19・49
14時 19・49
15時 19・49
10時 26・56
11時 26・56
12時 26・56
13時 26・56
14時 26・56
15時 26
土休日 10時 02・32
11時 02・32
12時 02・32
13時 02・32
14時 02・32
15時 02・32
10時 19・49
11時 19・49
12時 19・49
13時 19・49
14時 19・49
15時 19・49
09時 ― ・56
10時 26・56
11時 26・56
12時 26・56
13時 26・56
14時 26・56
15時 26

ダイヤ改正も実施 平日早朝と夜間で増便

快速の運転開始にあわせて、ダイヤ改正も実施された。一部始発の繰り上げ、終電の繰り下げが行われ、平日において、早朝6:00台に上下線各1本の増便、夜間21:00-23:00台に上り3本、下り2本の増便も行われた。なお、これまでどおり1時間あたり平均8本の運転は維持される。
 そのほか、高齢者や障害者の利用、ベビーカーなどの乗降に配慮して、各駅で現在20秒となっている停車時間を5秒延長された。

相鉄に続く速達便の運行 横浜が近くなる湘南台

湘南台と横浜を結ぶ鉄道では、相鉄いずみ野線で2014年4月に「特急」の運転が開始された。相鉄いずみ野線では、特急で約24分、快速で30分の所要時間となっている。そこに今回、地下鉄ブルーラインの快速(34分)が加わり、ますます湘南台から横浜が近く、便利になった。

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