秋学期が終盤になり、もう春休みの方も多いはず。私自身、環境情報学部2年生の秋学期を終え、春休み。順調に来年度は3年生の春学期を迎えられそうです。改めて考えると、SFCの学部4年間ももう折り返し。「前半」の生活を振り返るとともに、これからの「後半」に想いを馳せてみました。

折り返し地点

1年生、SFCでのスタート

高校の友人でSFCに来た人はいなく、ある意味で0からのスタートだった私。受験後に初めてSFCを訪れた日は、もちろん知り合いもいなく、ただただ憧れのキャンパスに驚いていました。

 入学後、様々なガイダンスに参加し、θ館で話を聞く日々でした。時々知人に会うこともありましたが、本当に探すのに苦労するほど。そして、この頃初めてSFC CLIP編集部を訪れ、記事を書いてみたり、先輩方とお話したり、友達ができたりしました。今思えばどんなガイダンスよりも、こうして出会った人と話して、これからの履修計画や自分なりのSFCの楽しみ方を見つけられたのかなと思います。初めて書いた記事はこの記事でした。どきどきしながらゆっくり書いていったこと、まだ覚えています。

憧れとの出会い

春休みのうちからどうしてもやりたかったことが、プログラミング系の授業履修でした。春学期から早速履修したく、そのためタイピングや知識試験をすぐに受験、合格して「コンピュータ基礎とプログラミング」を履修しました。プログラミングに本格的に取り組むのは初めてでしたが、徐々にできるようになり、自分の作りたい物を作ることもはじめました。

 今思えばこの授業で出会ったことがSFCでの生活を変えたと思います。それは、先生やプログラミング、そして何より当時環境3年のSAだった先輩。彼には授業内ではもちろん、個人的にも色々な知識をいただいたり、自主的に実装したプログラムを見ていただいたりと、情報技術について幅広く教えていただけました。

2年生まで走り続ける

1年生の秋学期になり、研究会に入りました。先述の先輩と同じ研究会に入り、情報セキュリティ分野に踏み込みました。最初の学期は新人として課題に取り組みつつ、小さな発見や驚きの連続。研究会でも様々な仲間との出会いがあり、SFCがどんどん自分のものになっていきました。この後、先輩や友人とともにこの研究会で今までずっと活動してきました。

 あとはあっという間。自分の好きな研究活動や授業、そしてSFC CLIP編集部での活動をしているうちに、初めての後輩ができ、2年生へ。早いうちから活動していただけあって、2年生では対外発表などにも出かけ、研究活動が徐々に形になってきたのかと思います。

3年生を前にして

今までのように振り返ってくると、早いもので私自身、1年生からあっという間に3年生になってしまいました。当時3年生だったSAの先輩は、今学期卒業論文を執筆し、来年は修士として引き続きSFCで活躍される予定です。

 あの頃憧れた先輩のように次の桜の季節、私はなれるのでしょうか。まだまだ足りないところはあるかもしれません。それでもできる限り、頼りになる先輩を目指したいと思います。

 これからもきっとたくさんお世話になる、先輩方、そして同学年の友人達、1年生の後輩、そして来年入学するであろう「0年生」とも手を取り合い、響きあい、これからのSFC生活後半を過ごしていけたらいいな、と改めて感じる2年生の最後でした。