14学則特別企画

 SFC CLIP編集部が「14学則」をテーマにした特集を組むに当たり、SFC生のみなさんに、アンケートへのご協力をお願いします。(回答にかかるお時間は3分ほどです)

14学則の理念は達成されているのだろうか

みなさんは、今年度より導入された「14学則」にどのような印象をもっているでしょうか。     
 今年度より、14学則と呼ばれる新カリキュラムが総合政策学部と環境情報学部の両学部に導入されました。14学則の特徴として、言語や情報、データサイエンス科目等の必修科目の変化や、4学期制の導入、そして各履修制度の変更があります。
 SFCの次世代カリキュラム検討WG(Working Group)においてリーダーを務めた加藤文俊環境情報学部教授は、新カリキュラムの特設サイトの「メッセージ」にて新カリキュラム制定の目的について、以下のように語っています。

 『今回のカリキュラム改訂では、入学初期から、さまざまな可能性を発見・再発見し、ともに学ぶ仲間をつくり、優れた調査研究を行うために必要な力を身につけられるような仕組みづくりを目指しました。あたらしいカリキュラムは、一人ひとりの学生が、自分にふさわしいと思える「研究会」に出会えるよう支援するものです。』

さて、12月で14学則の運用開始から約9ヶ月が経ちますが、実際に14学則の運用はうまくいっているのでしょうか? SFC生からは様々な不満の声が出ているようにも思います。それは、一見くだらないような意見もあれば、非常にクリティカルで、学生生活に大きく関わるような意見もあるように思われます。
 

今のSFC生の「声」を大学に届けます

SFC生である以上、私たちは誰もが大学の定めた「カリキュラム」のなかで学生生活を送らなければいけません。そこで、SFC CLIP編集部は「学生目線」のメディアとして、SFC生の不満や意見を取り上げて、問題点を検証し、分析した上で、教員や学事の方にそれらの意見をぶつける「場」を設る予定です。
 具体的には、以下にある投稿フォームやアンケートからSFC生の「声」を集め、それを用いてSFC CLIP編集部がみなさんの代わりに教員や学事と対話するというものです。
 半年間や1年間で、その学則の評価をするというのは、なかなか難しいことです。まだまだ大学側も手探りの部分が多く、カリキュラムの本当の評価というものは、そのカリキュラムで勉強した学生が社会に出て、10年後20年後に活躍する頃ならなければ評価できない部分もあります。
 しかし、14学則が適応された最初の学生として、現段階で見えているSFC生の不満や意見、問題点を共有し、これをもとに、生徒や読者が14学則について考えを深め、より良いカリキュラムの運用がなされることを目的として、みなさんからのアンケートをもとにしながら、SFC CLIPは14学則をテーマにした特集を作りたいと考えています。
 ぜひアンケートにお答えください。
(*お答えいただいたアンケートの結果は、後日記事化し、特集企画の一つとして公開します。)
 
 些細なことでも構いません。あなたが14学則とそれに伴う履修制度等について疑問に思うこと、不満や意見、学事や教員に訴えたいこと等がありましたら教えてください。