9日(月)から、タブリエ・レディーバードカフェはメニューを一新した。今までの看板商品であった、とり天やカツなどのアレンジメニューを中心に、9品が新たに登場した。今回の食ざんまいでは、その中で試食した4品の感想を、レシピ開発裏話と併せて紹介する。

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まずは、特製油そば胡麻風味。メニューを見たときは、油がきつそうに思ったが、食べてみると魚介風味のあっさりとした味だった。加えて、芳醇な胡麻油の香りが口に広がる。他店の油そばはサラダ油を用いたものが多いが、タブリエはほとんどごま油で調理しているそうだ。ごまと黒胡椒のスープが食欲に拍車をかけ、あっという間に完食してしまった。「もっと食べたいな」と思ったが、大盛りはやっていないとのこと。残念!

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続いて、まぐろのすきみボウル。シェフによれば、材料調達、提供価格などで一番苦心した一品らしい。生物を提供するには衛生面などでいくつもの壁があるそうで、今回、その壁を超えてタブリエで提供されることになった、しっかりとしたマグロの味わいに箸が止まらない。定番のネギと海苔との相性がバッチリだ! ワサビでアクセントをつけて食べるも良し、醤油をかけずに素材そのままを楽しむも良し。ヘルシーなので特に女性におすすめの一品だ。生物のため、テイクアウトはできないので注意。

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また、ビッグカツシリーズとして、今回は4種のメニューが追加された。自家製ソースがたっぷりかかった「ソースカツ」。カツシリーズの元祖「味噌カツ」。だし汁とめんつゆで溶いたとろろとサクサク衣の相性が抜群な「とろろカツ」。醤油とお酒に漬けたこだわりヒレカツが3枚も乗った「ヒレタレカツ」。サクサクの衣とボリュームたっぷりでジューシーなお肉が楽しめる、リーズナブルな一品だ。

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こちらは自家製とり天カポナータボウル。カポナータとは「野菜のトマト煮」という意味の、イタリア伝統料理。ニンジン、ズッキーニ、パプリカなど煮込まれたたくさんの野菜が入っているカポナータと、とり天を合わせた仕上がりとなっている。ヘルシーなことはもちろん、見た目もカラフルだ。
 SFCは昼休みが短い。そんなランチタイムでも野菜をたっぷりと取ることができる、タブリエに立ち寄ってみてはいかがだろうか。