元日本代表による大人気授業、小宮山友祐講師によるフットサルの授業に行ってみた
SFC CLIP編集部が、履修者や競技担当の先生と直に触れ合いながら、シラバスだけでは分からない体育2・3のリアルな授業の様子を調査するCLIP流体育シラバス第4弾! 今回は、小宮山友祐総合政策学部非常勤講師(以下、小宮山講師)のフットサルです。いったいどのような授業が展開されているのでしょうか。フットサル初心者のSFC CLIP編集部員が授業に潜り込んできました!
授業について
小宮山講師の指示を聞く履修者たち
元日本代表で現役フットサル選手である小宮山講師と、同じく元日本代表で現在FリーグU-23の監督をされている木暮賢一郎総合政策学部非常勤講師(以下、木暮講師)がこの授業を担当しています。
この日の授業の履修者は36名(うち8名が女子)でした。人気授業のため、予約が一杯だった上、なんと10名以上が聴講で授業に参加していました。
パス練習の様子
授業は、10分ほどパス練習やドリブル練習をしたのち、男女混合のゲーム形式練習、男女別のゲーム形式練習を行うという流れで実施されます。4-6人のチームをつくり、総当り戦をしました。
試合の様子
初心者にはちょっと…?
コート内で行き交う正確なパス、鋭いシュート、そしてスピーディな試合展開。履修者に話を聞くと、その授業に出ていた約3分の1がフットサルサークルASHIZARUのメンバーだそうです。他にも、サッカーやフットサルの経験がある履修者が多くいました。
そのため、「初心者は授業についていけないのでは」と心配になりますが、初心者の筆者が履修してみたところ、そんなことはありませんでした。フットサルは比較的少人数で行うスポーツということもあり、すぐにチームに溶け込めます。
フットサルの楽しさを感じてほしい
小宮山友祐総合政策学部講師
小宮山講師は「何より、フットサルの楽しさを感じてもらいたい。試合形式にすることで、楽しさが2倍、3倍になる。上手い子がボールを回してみんなが楽しめるようにすることも、授業のフットサルではすごく大切。攻守の切り替えが早く最後まで結果がわからないところがフットサルの魅力だ」と話していました。実際に履修者にインタビューをしてみたところ、試合形式が多くて楽しかったという感想が得られました。
また、小宮山講師と混ざって試合をしてみたいという声も聞かれました。
履修者の皆さん
汗をかくことを嫌っていた記者も、最後には取材だということを忘れて心からフットサルを楽しんでいました。小宮山講師、木暮講師によるフットサルの授業は水曜日の2、3、4限に開講されています。
だんだん肌寒くなってきたこの季節、みなさんも体育の授業で身体をたくさん動かして温まりましょう!
今後も、あまり知られていない体育2・3科目の裏側に迫っていきます。感想や要望があれば、お気軽にSFC CLIP編集部まで!