一日の終わり、振り返って充実感や心残りを感じつつ、お酒を飲みたくなるような日はないだろうか? そんなときに扉を開けたくなるBarを紹介する、「高橋の夜のBarめぐり」。第2回は、湘南台西口のアットホームなダイニングバー、DINER ROUGHを紹介する。

アットホームな雰囲気と豊富なお食事


 DINER ROUGHは湘南台駅西口のウエストプラザ、BIG POWERが挟む通りの突き当たりのビルに入っているBar。今回は、後輩編集員の三股と訪れた。

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 ドリンクのメニューもさることながら、食事も多くのメニューが揃っている。座席はカウンターが何席かあり、テーブル席も広く取られている。あたたかい色合いの店内は、ついつい時間を忘れてしまうようなアットホームな雰囲気。

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 まず最初に高橋が注文したのは週替わりのビールで、訪れた際はエビスの黒ビール。ビールのメニューはその他にもギネスなど海外の有名ビールが揃う。

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 そして、ビールと合わせて注文したのが生牡蠣のプレート。大ぶりな生牡蠣6つは2人で食べても満足なボリュームと味わいだ。また、レモン、グレープフルーツソルト、柚子おろしもあり、濃厚な牡蠣を引き立てる。

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 エビスの黒ビールは、黒ビールらしいコク、香りがある。ただし、飲み進めてもしつこさがなく、日本のビールらしいすっきりした後味で飽きがこない。濃厚な牡蠣にぴったりなビールだ。
 他にも食事のメニューは幅広く、パスタやベーコン、ポテト等お酒に合わせて選べるメニューが揃っている。

一風変わったお酒も? カクテルからブランデーまで


 DINER ROUGHはドリンクメニューも豊富。一般的なカクテルメニューはもちろん、変わったお酒も揃っている。

 三股がまず注文したカクテルは、マティーニ。アルコールの強いカクテルだが、口当たりは意外な程なめらか。ベルモットの甘さは控えめで、ドライな仕上がりだ。上質なジンを使っているためか、嫌な松ヤニの臭いは全くない。塩気の効いたオリーブとの組み合わせも抜群。

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 そして高橋が注文したのが芋虫入りのお酒、「クサーノ・ロジョ」というメスカル。メキシコのお酒で、ボトルの中に芋虫がつけられている。もちろん、芋虫の味や香りは感じられず、似たお酒のテキーラよりも飲みやすい。冷えたグラスに入ったメスカルは爽やかで、お酒に強い人はぜひ試してみてほしい。

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 三股が注文した、りんごのブランデーのカルヴァドス「カルヴァドス・ブラー・グランソラージュ」。口に含むとふわっと甘い香りが広がる。柔らかな口当たりだが、さすがブランデーだけあってしっかり強いお酒だ。メスカルと合わせて飲み過ぎには注意したほうが良さそうだ。

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気楽にのんびりできる空間が一押し


 その他にも多くのカクテルがメニューから選べるのがDINER ROUGH。DINER ROUGH代表の小浪さんは、「Barとはいえ、SFC生もよく訪れている。ぜひ、学生でも気兼ねなく利用して欲しい」と語る。DINER ROUGHは日曜日以外の19:00-翌朝5:00まで営業している。
 一人でカウンターに腰掛けるもよし、テーブル席でじっくり友人と話し込むのもよし。ゆっくりと流れる時間を楽しんではいかがだろう。そして、お約束だが、お酒は20歳になってから。無理せずじっくり楽しみたい。