季節は秋です。キャンパスを吹き抜ける風は冷たく、どこか寂しさを感じさせます。そんな中、心を温かくしてくれる美女がいます。今回のSFC美女ずかんでは、秋祭でミスSFC2013に選ばれた千葉佳織さん(総1)にインタビューしました。かわいいだけじゃない、才色兼備な千葉さんの学びやプライベートに迫ります。

千葉さん(1)


――北海道ご出身ということですが、SFCを目指すきっかけはなんだったんですか?



 まず、首都圏に出て来ようと考えたきっかけは、高2のときに参加した高校生国際交流プログラムです。全国から集まった40人と一緒にアメリカに1ヶ月滞在したのですが、みんなしっかりとした考えを持っていて尊敬できる人ばかりでした。そのみんなが首都圏の大学に行くと言っていたので、私もそうしようと決めました。

 首都圏の大学の中で特にSFCと決めたのは、高校時代に所属していた弁論研究部の顧問の提案がきっかけでした。自分で問題意識を持ち、追究していくスタイルが弁論と一致しているので、私に合うのではないかと興味を持ちました。


――SFCに魅了されたんですね。実際にSFCに入学してどうですか?



 期待通りです。自分を持っている人が多く、またそれを誇りに思っている人ばかりです。そういう人たちの考えや価値観が、私自身も頑張るきっかけとなってくれます。これはSFCのいいところだと思います。

 また、気の合うおもしろい友達がたくさんできてうれしいです。みんな違う方面で活躍しているので、お互いに刺激し合える関係でありたいですね。


――SFCでは、どのような学びをしていますか?



 私はAO入試を受験し、弁論や音楽経験で磨いた「伝える」や「表現する」という自分の強みをアピールしました。

 次のステップとして、マスメディアに興味を持つようになりました。報道を様々な視点から見ることに挑戦しています。報道には伝える人の考えが入ってしまい、それが評価されたり批判されたりします。「伝える」の今あるべき姿とは何なのか、気になります。そこで、秋学期から下村健一先生(政策・メディア研究科特別招聘教授)がアドバイザーのNECO Lab ポリコミグループに参加しました。難しい政治を紐解いて、わかりやすく伝えることを実践しています。

千葉さん(2)


――サークル活動はどうされていますか?



 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラと辯論部藤沢会を中心に、テニスサークルL’oeufや慶應アナウンス局にも入っています。

 ワグネルは、練習のため日吉に週3で通っています。私自身、バイオリンは6歳から続けているのですが、演奏会ごとにオーディションがあり、体育会系と言われるほど厳しいです。でも、クオリティがすごく高くて、刺激を受けることが多いです。

 弁論も高校に引き続き頑張っています。高校ではヤジは飛ばないのですが、学生弁論はヤジも盛んに飛びます。高校弁論では内閣総理大臣賞を受賞したことがあるので、学生弁論でも上を目指していきます。6月に私が出場した早慶新人雄弁大会でもその他の大会でも同期が活躍していて、まだまだ頑張らなければと痛感しています。

 あと、女性会員が私一人だけなので、弁論や社会問題に興味のある女子学生がいたら、ぜひ見学に来てほしいです。


――とても活動的ですね。すべてを両立するのは大変ではないですか?



 両立できているのかどうかは、自分でもわかりません。取捨選択しなければと思うのですが、一つひとつの魅力を知っているので、どれも捨てられないんです。今までもそういった気持ちでこなしてきました。その結果、すべてから得るものがあったので、絶対にプラスになると信じて、どれも妥協せずに前に進むだけだと自分に言い聞かせています。


――なるほど。息抜きになるような趣味はお持ちですか?



 はい。クリスタルデコレーションをします。携帯電話とかにラインストーンでデコレートするんです。ひとつ作るのに3-4時間かかりますね。

千葉さん(3)



 それから、リコーダーも大好きです。珍しいですよね。小学校のときにチームに入っていて、合奏で全国大会に出たことがあります。そんな経験から、AO入試が終わったあとにできた自由時間でリコーダーに再チャレンジしてみたんです。独奏で札幌支部大会を通過し、全道大会で銀賞を取りました。その先には進めなくて悔しかったですが、久々にリコーダーを楽しめました。


――趣味のレベルが高いですね。千葉さんは小さい頃からチャレンジ精神があるように感じます。



 向ける視点が他の人とは違うのかもしれません。他の人が気づいていない魅力に気づいて、自分らしさを持ちたいというのが、私の性格でもあり、理想でもあります。


――とても忙しそうですが、休日はどう過ごしていますか?



 東京へ服を買いに行ったりします。ウィンドウショッピングが好きなんです。夏休みは、江ノ島や鎌倉に行ったり、花火をしたりしました。普段、休日はあまりないんですが、あるときは思いっきり遊びます。


――そうですか。じゃぁ、これ聞いちゃいましょう。好きな男性のタイプは?



 うーん、そうですね。芸能人で言うと岡田准一さんが好きです。性格は聡明な人がいいかな。勉強熱心で向上心のある人に憧れます。そういう風に憧れを持てる人がいいですね。

千葉さん(4)


――千葉さんは高校時代もミスに選ばれたそうですが、綺麗を保つために何かしていますか?



 寝られるときはしっかりと寝るようにしています。寝るのが好きなんですよね。


――そんな千葉さんでも、自分の直したいところはあるんですか?



 ゆっくりしてしまうところですかね。家でのんびり準備してしまって、いつも電車にギリギリで乗っちゃうんです。遅れて周囲に迷惑をかけるといけないので、そこは直したいですね。


――最後に、これからのSFC生活についてお願いします。



 「伝える」を軸に絞っていこうと考えています。アナウンススクールも探しています。まだアナウンサーを目指すかどうかわかりませんが、やってみてから考えるのもいいかなと。

 弁論では11月に福岡で大会がありますし、ワグネルでは来年、ドイツでの海外演奏旅行があります。私自身の方向性を定めるために、何事にも一生懸命に頑張りたいです。

千葉さん(5)



 いかがでしたか。忙しいなか、たくさんの質問に気さくに答えてくれた千葉さんは、魅力に溢れていました。ミスコンで優勝しても、気取らずに素のままでいて、感謝の気持ちを忘れないように心がける謙虚な姿勢を見ていると応援したくなります!



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