善行雑学大学
第115回講座のご案内
主催:善行雑学大学
後援:藤沢市教育委員会
日 時:2008年12月21日(日) 午後2時-4時
会 場:善行公民館ホール(1F)
テーマ:『篤姫とその時代』 宿命の誕生と生き方 (後篇)
講 師:伊藤 一美氏(藤沢市文化財保護委員会委員、葉山町文化財保護委員会会長)
将軍家定の死去は、後継者問題を呼び起こしました。紀州派と一橋派の水面下の軋轢は次第に大きくなってきました。島津斉彬は一橋派であり、篤姫もまたその実現を求められていました。しかし、斉彬の死は状況を一変させて行きました。幕府は後水尾天皇の妹、和宮の降嫁を求めてその実現を果たしました。和宮と天璋院篤姫は嫁姑の対立、さらには都風と関東風の対立、お付き女中衆の対立など、大奥の混乱をもたらしました。しかし、この混乱は後に天璋院と和宮の絆を深め、徳川家の危機を救うことになります。二人の実家である「薩摩藩と朝廷」を敵に回しての捨て身の行為は、江戸市中と町人、さらに大奥女性たちを守り抜くのです。
明治になって、勝海舟は天璋院篤子とともに東京の町を散策しています。気丈夫な女性として、彼は尊敬の眼差しで接しています。
後半の講義は、①幕府の改革と大奥 ②徳川家の危機 ③明治の篤姫 等を中心に進めて行きます。
お問合わせ先
宮田英夫 TEL:0466-82-0517
※会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります

《次回第116回講座のご案内》
日時:2009年1月18日(日) 午後2時4時
会場:善行公民館ホール(1F)
テーマ:「雪隠 一生に20万回の通い処」
講師:高橋 志保彦氏 (神奈川大学名誉教授)

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