善行雑学大学 
第124回講座のご案内
主催:善行雑学大学   
後援:藤沢市教育委員会


日時: 2009年9月 20日(日) 午後2時~4時
会場: 善行公民館ホール
テーマ:    『天地人~直江兼続』  
講師:   伊藤 一美氏 (藤沢市文化財保護委員会委員、葉山町文化財保護委員会会長)    
 あの戦国大名家 「上杉氏」 の屋台骨は、直江兼続といってよいでしょう。 謙信亡き後、後継者争いに勝った景勝を、表に裏にその力を惜しみなく発揮し、支えていました。   関白豊臣秀吉は彼のことを、このように言っていたそうです。
「秀吉嘗て曰く、陪臣にて直江山城、小早川左衛門、堀監物などは天下の仕置きするとも、仕兼まじき者なりと、称誉せられけり」 (「名将言行録」)
つまり、天下の政治を任せてもよい者は、直江兼続ほか数人だ、と言わせたほどでした。 さらに関ヶ原合戦後に大阪の家康と面会したときに、
「直江は我請け取り候、・・・争はぬ心底動ぜぬ心根、陰の備を以て勝を守る感称にて、書及び刀を賜はりて、其の功を称せらる」 (「名将言行録」)
戦わずにして、勝利を得ることができる人物として、徳川家康からも一目おかれた人物でした。
今回は、彼の生きた戦国末期から江戸時代初期にわたって、彼の残した古文書を基本としつつ、改めて見つめてみたいと思います。混沌とする現代社会において、彼のような政治リーダーこそが求められています。
お問合せ先
 宮田英夫 TEL:0466-82-0517
会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります。
《次回 第125回講座のご案内》
日 時: 2009年10月18日(日) 午後2時~4時
会 場: 善行公民館ホール
テーマ:   「現代のアフリカ問題と日本外交」 
講 師:   小田 英郎氏 ( 慶応義塾大学名誉教授 )
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