NPO法人マイスターネットでは、第53回講演会「漢字廃止、是か非か」を開催します。学生は無料となっていますので、是非ともご参加ください。


・日時:2010年12月18日(土) 15:00~17:00
・場所:アイコア会議室 (SFC-IV内) TEL 0466-20-1515
・会費:正会員および学生 無料
・学生以外の非会員(ビジター) 700円
・講師:山本 利昭
<講演概要>
 政府は11月30日に「書けなくても良い」常用漢字196文字を新たに追加制定した。この矛盾に満ちた漢字政策。
 そこで、漢字の原点に戻って、漢字の必要性について議論してみませんか。第48回講演会で講師が「IT時代の日本語学習」と題して教育すべき漢字数の制限を主張したところ、多くの反論が出されて議論が盛り上がった。その時に挙げられた論点をまとめると以下のようになる、
・漢字数を制限すると、日本語の美しさが損なわれ、日本人の感性を表現する力が損なわれるのではないか。
・漢字学習の負担を軽減すれば、他の学科の学習の実力が上がるとは言えない。
・ゆとり教育は創造性を失わせた。若い人には漢字に限らずもっと多くのことを教え鍛えるべきである。
・外国人に負担をかけないように漢字を制限すべきというのは本末転倒で、英語の普及をもっと行うべき。
 そこで講師はこれらの論点に反論を行い、ディベート風に議論したいと言う。漢字の問題を、日本文化とは、日本語の乱れをどうする、教育はどうあるべきか、といった幅広い観点から立体的に議論してみませんか。
<講師紹介>
山本 利昭
 大学卒業以来、一貫してソフトウェアの開発に従事してきた根っからの技術屋。仕事柄、インド、タイ、中国等のアジア出張が多く、「やはり東南アジアが一番いい」というのが、氏の持論。そして現在は、インドネシアの魅力にはまり、インドネシア技術者に日本語を教えて、ソフトウェア開発を行う事業を推進している。
<開催場所詳細>
会場:株式会社アイコア
住所:藤沢市遠藤4489-105
電話:0466-20-1515
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