10日(日)16:30から原発に関するドキュメンタリー映画「祝の島」をθ館にて上映致します。


3.11東日本大震災から3ヶ月が過ぎた今も原子力発電の問題は日々議論の対象となっています。
このたび山本研究会と藤田研究会で、原発に関するドキュメンタリー映画「祝の島」の上映会を湘南藤沢キャンパスで開催致します。
上映会当日は、本映画の纐纈あや監督をお招きし、SFCの山本純一氏、藤田修平氏との対談、そして会場との質疑応答を行い、原子力発電所の未来はもちろんのこと、21世紀の人間のライフスタイルや、地域開発のあり方について今一度考察したいと思います。お時間がある方は是非、ご参加ください。
※ドキュメンタリー映画「祝の島」(http://www.hourinoshima.com/)について
10億円受取り拒否、原発を拒み続ける小さな島(http://nikkan-spa.jp/10137)についてのドキュメンタリー映画です
——–以下詳細となります——–
【概要】
内容:ドキュメンタリー映画「祝の島」(ほうりのしま)上映会&監督対談
日時:2011/7/10 16:30-19:00
場所:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス θ(シータ)館
入場料:無料
※事前予約は不要です。当日直接会場の方にお越し下さい。
●当日タイムライン
16:30-18:30 映画「祝の島」上映
18:30-19:00 対談、会場からの質疑応答
●開催趣旨
「祝の島」は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島「祝島」に住む人々の様子を映した、ドキュメンタリー映画です。人が暮らしやすい環境とは決して言うことのできないこの島で、 人々は厳しい自然と隣合わせの生活をし、自然の循環の一部となって暮らしてきまし た。同時に長い間、祝島の人々は、対岸に建設される予定の上関原子力発電所にも反対してきました。「人口500人の島の9割の人々が、海を挟んで4km先に建設させる予定の原子力発電所に対して、30年もの間反対し続ける理由は何なのだろうか。いったい何を守りたいのだろうか」という問題意識から生まれたこの映画は、単なる反原発映画ではありません。私たちは何を選び、どういのちをつないでいくのか、そのヒントが詰まった映画です。原子力発電所の未来はもちろんのこと、21世紀の人間のライフスタイルや、多くの学生が関心を持っている地域開発のあり方について、考察する機会としたいと思います。
●纐纈あや監督
1974年生まれ。映画「ナミイと唄えば」のプロデューサーを経てフリーランスとなる。祝島にて2年間弱、島民と共に生活し、本映画を制作。
●山本純一氏
慶應義塾大学環境学部教授。主にメキシコをフィールドとして地域開発研究を行う。またフェアトレードの実践も行っている。
●藤田修平氏
慶應義塾大学環境情報学部専任講師。南カリフォルニア大学にて映像制作を学ぶ。2007年に第二次世界大戦中に軍用機の生産に従事した台湾の子どもたちの人生を扱った「緑の 海平線」(Shonenko)を制作し、台湾で大きな反響を呼ぶとともに、日本でも文化庁映画賞大賞などを受賞。
主催:山本純一研究会
協賛:藤田修平研究会、KHC9条の会