善行雑学大学で第148回講座が行われます。テーマは『将軍家の妻・江』です。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。


善行雑学大学 
第148回講座のご案内
   
主催:善行雑学大学                               後援:藤沢市教育委員会
日 時:2011年9月18日(日) 午後2時~4時
会 場:善行公民館ホール
テーマ:『将軍家の妻・江』
講 師:伊藤 一美氏(藤沢市文化財保護委員会委員、葉山町文化財保護委員会会長) 
 「茶々・初・江」 浅井三姉妹。これほどまでも、波瀾万丈な人生を送った女性たちは
他には少ない。三人の娘を世に送った「織田市」自身もまた、数寄な運命に翻弄されたと言ってよい。
 「淀」「淀君」といわれて、豊臣家の終末をもたらした長女「茶々」は、江戸時代の評判は芳しくない。それに比べて、「末娘」=「江」は、後に将軍となった徳川秀忠との結婚(三婚)が思わぬ人生の歩みを創り出した。徳川家の正嫡を継ぐ家光、後水尾天皇の女御(東福門院和子)を送り出すほか、何人もの養子を育てつつ、近世という時代の開幕を行ったといってよい。
 将軍家の妻となった「江」、戦国期の家とは異なる規範をいかに彼女が受け入れていくか、それは歴史学上の大きな課題でもある。今回は、義父徳川家康から彼女らに宛てられたという「徳川家康訓誡状」を読み解くことから、中世と近世の「家」の違いを考えつつ、「江」の生涯とその時代を考えてみたい。
お問合わせ先
宮田英夫 TEL:0466-82-0517
※ 会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります     

《次回 第149回講座のご案内》
日時: 2011年10月16日(日) 午後2時~4時
会場: 善行公民館ホール
テーマ:   『マッキンリーと植村直己さん』
講師:    大蔵 喜福氏 (登山家、(株)オ―ツー代表取締役)

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