善行雑学大学では、第182回講座のご案内をしています。


日 時:2014年7月20日(日) 午後2時~4時

会 場:善行公民館ホール

テーマ:『日本にあまり知られていない “ドイツ”』

講 師:織田 正雄氏 (公益財団法人 日独協会理事湘南日独協会会長)

 ドイツは、日本人には仲の良いそして多くの事を指導してもらった兄弟国として認識されている。1600年代初めにはEngelbert Kaempfer がオランダ商館の一員という資格で長崎に来て2年近くを過ごし、日本についての様々な研究や発見を立派な報告書にまとめ欧州に紹介している。

 公式の国交が始まったのは1871年で、他の欧米諸国よりはやや遅れている上に未だドイツという国は無く、プロイセン国との条約であった。1878年に諸邦を合わせた大ドイツが出来、この条約はドイツ全域との国交へと拡大した。

我々日本人は過去150年間、どちらかと言えばドイツ人をあらゆる事で兄貴分として見なして接して来た。法律、医学、音楽、その他多くをドイツ人から習い、日本の近代化を進めて来たと言っても過言では無いであろう。

 しかしドイツは日本から1万キロ近く離れていることもあって、我々が知っているつもりでも情報は日本に十分には伝わらず、ドイツについての日本人の認識は実態と乖離しているものも多々ある。私自身もドイツ社会に浸かって、認識の誤りを発見したものが幾らもある。今回は私がドイツに生活し、大学に通い、ドイツの企業で働いて始めて発見した事実の一部をご披露したいと思う。

■主催

善行雑学大学

■後援

藤沢市教育委員会

■お問い合わせ先

宮田英夫 TEL:0466-82-0517

※会員以外の一般の方は資料代他として500円が必要となります。

《次回 第183回講座のご案内》

■日時

2014年8月17日(日)

14:00-16:00

■会場

善行公民館ホール

■テーマ

「奇跡の海・相模湾―先端生命科学と医学・バイオ・海洋教育への貢献―」

■講師

赤坂甲治氏(東京大学大学院理学系研究科教授)

※善行雑学大学会員募集中:何時でも会員になれます。(年齢、性別、住居地 不問)