この度、慶應義塾大学加藤貴昭・永野智久・水鳥寿思研究室では、熟達化研究の第一人者であるフロリダ州立大学教授のエリクソン博士の来日を期に、為末大氏や杉山愛氏ら、日本のスポーツ界を代表する方々を交え、「努力か? 才能か?」をテーマに、スポーツにおける熟達化シンポジウムを開催します。
 特に様々な分野(スポーツ、音楽、医学、チェスなど)での熟練過程において注目されている「Deliberate Practice」を長年研究しているエリクソン氏の理論をもとに、アスリート、選手育成、また関連研究の立場から各方面の方々にご登壇いただき、世界で勝てるトップアスリートになるために必要なのは才能なのか? 努力なのか? また、2020年に向けて日本のスポーツ界はどうあるべきか?など、研究としての理論的枠組みのみならず、実践的な応用も視野に入れたパネルディスカッションを予定しています。

本シンポジウムへの参加は無料ですので、スポーツ競技現場に関わる方々をはじめ、広く一般の方々にもご参加
いただき、エリクソン氏の理論をはじめ、本シンポジウムのテーマについて皆様方と共に考える場にしたいと考
えております。ぜひお気軽にご参加ください。

日時: 12月6日(土) 15:00-18:30
場所: 慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
(JR田町駅下車 徒歩8分、都営 三田駅下車 徒歩7分、都営 赤羽橋駅下車 徒歩8分)

スケジュール:
14:30 開場
15:00-15:10 開会の挨拶
15:10-16:10 Dr. K. Anders Ericsson講演
16:20-18:20 パネルディスカッション「才能とは何か?」「2020年に向けた育成」など
モデレータ:加藤貴昭(スポーツ心理学)
パネリスト:為末大(陸上)、杉山愛(テニス)、水鳥寿思(体操)、山縣亮太(陸上)、
坂田淳二(アイスホッケー)、平野一成(JOCエリートアカデミー)、
北村勝朗(スポーツ心理学)、銅谷賢治(神経科学)、万小紅(神経科学)、
今井むつみ(認知科学)、永野智久(スポーツ心理学)
18:20-18:30 閉会の挨拶

対象: どなたでもご参加いただけます(参加費無料)
申込: 本シンポジウムWEBサイトより、ご確認ください http://hpl.sfc.keio.ac.jp/ericsson/
主催: 慶應義塾大学加藤貴昭・永野智久・水鳥寿思研究室
共催: SFC研究所、湘南藤沢学会、ABLE(今井むつみ研究室・東京コミュニティスクール)
特別協力: 内田洋行教育研究所、アスリートソサエティ、PRIME FILED ASIA
協力: 慶應義塾体育会