善行雑学大学より、第191回講座のご案内です。
 集団的自衛権については、昨年7月、政府の憲法解釈変更の「閣議決定」をめぐってメディアが大きく取り上げ、年末には「流行語大賞」に輝くほどでしたから多くの方が高い関心を寄せたことと思います。
 閣議決定に、反対派は、集団的自衛権の行使容認で 「米国の戦争に巻き込まれる」と論じ、賛成派は「抑止力強化」を強調します。政府解釈の変更は、わが国の安全保障環境の著しい変化に理由があり、安倍首相が集団的自衛権の行使容認に拘ったのも尖閣に対する危機感が背景にあると思います。
 わが国における集団的自衛権行使の具体的内容の多くは、今後の安全保障法制の整備を待たねばなりませんが,そもそも集団的自衛権は国際法上の概念であり、これを規定する国連憲章51条や諸国の実行の検討が不可欠です。
 講座では、集団的安全保障(国連)の変容を踏まえて集団的自衛権と行使容認の想定事例や諸国の実行を検討し、加えて中国の尖閣奪取の動向に絡めて尖閣諸島の防衛も考えます。  

【主催】
善行雑学大学  
【後援】
藤沢市教育委員会
【日時】
2015年4月19日(日) 14:00-16:00
【会場】
善行公民館ホール
【テーマ】
「国際法から見た集団的自衛権と尖閣防衛」
【講師】
志村 秀夫氏(善行雑学大学会員)

【お問い合わせ先】
宮田英夫 TEL: 0466-82-0517

※会員以外の一般の方は資料代他として500円が必要となります。

《次回 第192回・16周年記念講座のご案内》
【日時】
5月17日(日) 14:00-16:00
【会場】
善行公民館ホール
【テーマ】
「世界遺産富士山の課題とグラウンドワーク三島の挑戦」
【講師】
渡辺 豊博氏(都留文科大学教授・GW三島専務理事)

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