日本(慶應義塾大学)、米国(スタンフォード大学)が中心となり、同大学および、アジア諸国(香港・中国・韓国等)の大学生・大学院生とともに、デザイン思考を活用した社会課題解決の手法やフレームワークを学ぶプログラムの説明会を4月13日(月)(SFC)、4月21日(火)(日吉)で開催します。
 本プログラムは、慶應義塾大学の学部生・大学院生を対象としますが、夏季・春季それぞれに奨学生枠の5名(選抜あり)があり、一人あたり20万円の奨学金が支給されます。説明会への参加は、以下のリンクから可能です。詳細は下の実施要項を確認の上、お申込み下さい。
http://goo.gl/GN1hu5

伊藤健
(政策・メディア研究科 特任助教)
[email protected]
080-3403-6547

慶應義塾大学 社会イノベーション・グローバル・リーダーシップ育成プログラム プログラム
(未来先導基金採択事業)

1.活動趣旨と概要
 本プログラムは、日本(慶應義塾大学)、米国(スタンフォード大学)が中心となり、同大学および、アジア諸国(香港・中国・韓国等)の大学生・大学院生とともに、デザイン思考を活用した問題解決手法のワークショップや、社会課題解決に取り組む社会的企業や革新的な非営利組織のフィールド・スタディ等により社会課題解決の手法やフレームワークを学ぶプログラムです。
 米国サンフランシスコ・スタンフォードでの10日間のワークショップ・プログラムや企業訪問、東京での3日間のサイト・ビジットやレクチャーによって、社会的に高い問題意識と、異文化理解や多文化環境でのコミュニケーション能力を持ち、従来の活動領域を超えて異分野との連携ができる、社会課題解決のためのグローバル・リーダーを育成することを目的としています。

また、本プログラムを通じて、社会イノベーションのリーダーとなる人材の国際的なネットワークを形成するとともに、社会課題解決先進国としての日本における、社会課題解決の知見を世界に向けて発信できる次世代リーダーの育成に資することを意図しています。
 プログラムの参加費は約32万円($2,700米ドル、米国への航空券代を除く。東京プログラムの参加費負担はなし)ですが、応募者のなかから2015年夏季、2016年春季にそれぞれ5名づつの選抜を行い、対象者には20万円の奨学金を供与し、残額が自己負担となります。選抜された奨学生は、米国と日本のプログラム全てに参加することが必要となります。

2.プログラム
(1)スタンフォード大学に於けるワークショップ(2015年8月19日(水)から30日間)

米国NPO法人VIAの協力により、スタンフォードにおける10日間のワークショップを実施します。ワークショップはスタンフォード大学d.schoolにおけるデザイン思考のワークショップ、社会イノベーションや社会的インパクト投資についてのレクチャー、またサンフランシスコ地域の革新的なNPOや社会的企業の訪問が含まれます。

(2)慶應義塾大学におけるワークショップと訪問(2015年9月1日(火)から3日間)

慶應義塾大学の教員と学生、スタンフォードからの来日学生により実施される3日のプログラムは、日本における社会イノベーションについてのレクチャーや、東京近郊のNPOや社会的企業等への訪問、日米学生によるディスカッション等から構成されます。

3.対象とする学生
 本プログラムは、慶應義塾大学の学部生・大学院生を対象とします。特に社会イノベーションについての国際的な知見の交流にもとづいて、日本における社会課題の解決に積極的に関与しようとする塾生諸君の参加を歓迎します。

4.履修単位
 総合政策学部・環境情報学部・大学院政策・メディア研究科の塾生は、休業期間中の実施する「特別研究プロジェクト(総合政策学部・環境情報学部)」「フィールドワーク(大学院政策・メディア研究科)」を履修することで、2単位を習得することが可能です。

5.説明会と応募方法
 本プログラムの詳細について、SFCと日吉の両キャンパスにて説明会を行います。プログラムに参加を希望する学生は説明会に出席することを基本としますが、説明会に出席できないが、応募を希望する学生は事務局(「実施体制」参照)に連絡をしてください。場合によっては、個別に説明を受けることも可能です。

SFC説明会 2015年4月13日(月) 16:15- @κ12教室
日吉説明会 2015年4月21日(火) 12:20 – 13:00, 13:20-14:00
@ 独立館、日吉コミュニケーションラウンジ

説明会の参加にあたっては、以下のリンクから申込の上、参加すること。
http://goo.gl/GN1hu5

応募の締め切りは2015年4月30日とし、5月14日までに応募者に結果を通知します。場合によっては、面談を実施します。なお、奨学生としての選考に漏れた場合でも、自費での米国プログラムへの参加も可能です。

応募にあたっては、まず説明会に参加するか、あるいは応募フォームを伊藤健(政策・メディア研究科 特任助教) [email protected] まで、タイトルを「SIGLP応募(学部・学科・氏名)」として請求して下さい。応募はメールにて4月30日までに応募することが必要です。

6.実施体制
 本プログラムの運営は大学院政策・メディア研究科に設置された「社会イノベータコース」が、米国スタンフォード大学や同大と連携して活動する非営利組織VIAなどと協力し、協働で推進します。

参考リンク: 米国NPO法人VIA http://viaprograms.org/component/content/article/682

活動代表者: 玉村雅敏(総合政策学部 教授)
連絡先: 伊藤健(政策・メディア研究科 特任助教) [email protected]

プログラム実施の詳細、応募等については上記連絡先までメールにてお問い合わせ下さい。