善行雑学大学より、第195回講座のご案内です。
日時: 8月16日(日) 14:00-16:00
会場: 善行公民館ホール
テーマ: 「スイミングの魅力~半世紀の歩み」
講師: 中野成章氏((株)スポーツアカデミー代表取締役社長)
主催: 善行雑学大学
後援: 藤沢市教育委員会   

今から50年ほど前、過去に輝かしい歴史を持つ日本代表水泳チームは、満を持して臨んだ第18回東京オリンピックの桧舞台で思わぬ惨敗を喫することとなった。手にしたメダルは男子800メートルリレーの銅メダル一つだけ。アメリカやオーストラリア勢に手痛く打ちのめされ、水泳王国としての誇りを痛く傷つけられた。
 太平洋戦争後、敗戦の混乱の中からいち早く立ち上がり、“フジヤマの飛び魚”を頂点に「水泳ニッポン」を謳歌していた水泳陣がなぜこうも惨めな負け方をしたのだろうか。当時その原因は、大学の水泳部を中心とした既成選手の強化方式に頼り、伸び盛りのジュニア選手の育成を怠った「人材供給・発掘システム」の欠如にあったと指摘された。これを契機に水泳界は生まれ変わる。ジュニア水泳の育成・強化に大きくカジを切るのだが、その役割を担ったのが東京オリンピック後全国に相次いで誕生し、多くの優秀選手を輩出したスイミングクラブであった。スイミングクラブから更に発展したフィットネスクラブを合わせると、今日その数は全国で約3,000施設。子供と大人が共に汗を流す“国民スポーツの場”へと成長を遂げた。スイミングクラブの魅力、事業の採算性などを追う。

【お問い合わせ先】
宮田英夫 TEL: 0466-82-0517
※会員以外の一般の方は資料代他として500円が必要となります

《次回 第196回講座のご案内》
日時: 9月20日(日) 14:00-16:00
会場: 善行公民館ホール
テーマ: 「吉田松陰の青春 3月27日夜記を読む」
講師: 伊藤一美氏(鎌倉考古学研究所理事)

※善行雑学大学会員募集中: 何時でも会員になれます。
(年齢、性別、住居地 不問)