中島洋研究会がコンテンツ制作の一部を担当しているインターネット博覧会(インパク)政府パビリオンの展示内容が、7月15日に大幅にリニューアルされることが、1日までにわかった。


 政府パビリオンは、20世紀の事件を集める「20世紀2001大事件」と、20世紀に生まれた日本人の顔や声を永久保存する「2001年日本の2001人」の2つから構成されている。
 従来のコンテンツの他に、「20世紀2001大事件」では、案内人キャラクターと共にタイムマシーンに乗って20世紀の歴史を探訪できる「バーチャル時間旅行」と2001事件に連動した4択クイズを体験できる「20世紀クイズ」が、「2001年日本の2001人」では、自分の県民性を診断することができ、各県の県民性や歴史風土によるその成立の歴史を知ることができる「全日本県民性コレクション」などのコンテンツが追加される予定。
 その他にも、6月上旬に幕張メッセで開催されるネットワーク関連のイベント「インターロップ」の会場でも、村井純環境情報学部教授と中島洋政策・メディア研究科教授を交え、インパク政府パビリオンをテーマにしたトークショーが行われる。
  
 開始当初は4%近くあったネット視聴率が、2月下旬には1%を割るという厳しい局面(ネットレイティングス社調べ)に立たされているインパクだが、今回のサイトリニューアルとイベント開催で、一気に巻き返しを図る。