日本時間11日(火)の米国連続テロ事件発生当時ニューヨークに滞在していた、現在総合政策学部3年でニューヨーク学院のある卒業生は、現地の様子を引き続き自らのBBS(電子掲示板)で、次のようにニューヨークの状況が少しづつ回復しつつあることを伝えている。


<<ニューヨーク学院のある卒業生の文章(原文は英語)>>
 ニューヨークは正常に戻りつつあります。先週私達はユニオンスクエアへ追悼に行きました。そこにはロウソクを手に歌う人、泣く人、抱き合う人でいっぱいっでした。ロウソクの匂いはものすごかったです。地下鉄の出口にいても匂ってくるほどです。どれ程多くの人が気にかけているか、ということでしょう。ニューヨーク中の人が追悼に集まっていることを見聞きし、驚くばかりです。口コミやメールで呼ばれたそう。誰によってアレンジされたものでもない。驚きです。
 私達は今日、行方不明者の名前が見つかるか、または何か手伝えることがあるかと思ってPier94に行ってみました。現在は十分な日本語の通訳者いるとのことでした。もっと早く行っていれば、と思いましたが人々の意識が高いことを知って、ホッとしました。
 状況は良くなっています。本当にうれしい。