10月31日(水)ごろから、SFC内のサークル・研究プロジェクト・アドグルなどの各種MLでコンピューターウイルスが相次いで確認されている。


 確認されたのは、TROJ_KLEZ.AまたはW32.Klez.Aと呼ばれるウイルスと、Sircamと呼ばれるウイルスの2種類。いずれもOutlook Expressなどのメールソフトでウイルスが添付されたメールをプレビューするだけで自動的に感染し、ウイルスを添付したメールを自動的に不特定多数に送信する。一旦感染すると、除去にはレジストリを書き換えるなどの複雑な作業が必要。
 すでに感染例も確認されており、ITCでは「コンピュータウィルスに感染した瞬間から、被害者である一方、ネットワークでつながっている不特定の他者に対して加害者になる可能性がある」として、対策を呼びかけている。