1日(木)付けで鶴岡タウンキャンパス(TTCK)事務長に就任した、前SFC事務室学事担当の田中文教(ふみのり)氏を送る会が、2日(金)学生食堂サウスウイングで行われた。SFCイベント企画局が中心となり、音像工房、應援指導部、慶早戦支援委員会、生協学生委員会などの学生有志が企画したもの。

会場入り口の様子
 田中氏入場後、元StudentLife委員長の河添健・総合政策学部教授の音頭で一同乾杯し、事務室職員・学生教授からのメッセージビデオ上映、OB/OG・学生団体からのプレゼント贈呈などが行われた。クライマックスでは、田中氏の家族が登場し、手紙の朗読とともに花束が贈呈され、田中氏本人が挨拶を行った。会場全員で「若き血」を熱唱し、田中氏は花束を抱えながら送迎車に乗り込み、SFCを後にした。

河添教授との歓談
 このイベントの総責任者である高槻泰郎さん(総4)は、「文教さんがいなくなるなら当然」とに盛大にイベントを開催した動機を述べ、「ありがとうが8割、ごめんなさいが2割」と田中氏への想いを語った。
 田中氏はSFC CLIP編集部の取材に対し「学生とともに楽しんだことがSFCでの一番の思い出」と述べ、「学生からいろいろと勉強させてもらったので、こちらからお礼したい」と、1993年4月以来のSFC生活を振り返った。SFCの学生に一言という質問に対しては、「今後もよろしく。それだけ。別にいなくなるわけじゃないから。」とメッセージを残した。また、田中氏は、秋祭初日の17日(土)に、SFCを訪問することを明らかにした。

学生からの質問に応対する田中氏
 なお、田中氏の後任は、慶應義塾職員の村松氏が務めている。