藤沢市在住の小学生などに、住んでいる町に対して関心を持ってもらおうと、10日(土)・11日(日)の2日間にわたって藤沢公民館(藤沢市藤沢)で町づくりのワークショップ「ふじさわこどもまちづくり会議」が開かれた。今年で4回目を迎えるこのイベントは、1回目からSFCの学生が運営に関わっており、今回は、小学生の高学年をはじめとする生徒34人と、藤沢市役所職員・建築家・大学生などから構成されるスタッフ30人が参加した。SFCからは、LAF・c-broading・三宅研・大江研など、地方政治や建築関連のサークル・研究プ ロジェクトからの参加があった。


 1日目に藤沢市内を実際に歩いて町の様子を体験し、2日目に自分たちの理想の町を、たたみ2畳分の模型として表現した。完成した模型は、藤沢公民館分館(藤沢市本町)に運ばれ、2週間にわたって展示された。
 参加者からは、「実際に町を歩いてみて、病院など、町には何が必要なのかがよくわかった」などの声が聞かれた。