4日(月)、5日(火)に、政策・メディア研究科、修士課程修了最終試験が行われた。修士課程の学生が、提出済み修士論文の要旨の発表と教員との質疑応答を1人につき30分ほどで行い、審査を受けるというもの。


 質疑応答では厳しい意見や打々発止のやりとりも見受けられたが、SFCで少なくとも2年間研究してきた修士の発表は内容はもちろん、発表手法、ス ライドや配布資料作成等の点でも趣向が凝らされているものが多かった。
 発表を終えた修士2年生は次のようにコメントした。
 「大学院のカリキュラム・修士論文の形態が、プロジェクト制からプログラム制に移行して、研究分野のしめつけが厳しくなったと感じた。SFCでは、学問横断的な研究が求められているわけなので、今回のカリキュラム編成  はマイナスになったのではないかと思う。SFCでは、論文という形にこだわらず活動報告という形での研究発表でもいいのではないかと思う。」
 なお、2000年度までの修士論文は学位論文検索システムで閲覧が可能。