6日(水)、SFCを代表するにふさわしい対外活動・学内活動・研究活動などに贈られる「SFC AWARD」の選考会議が行われ、「SFC Review編集委員」「SFCバイオインフォマティクスプロジェクト」「SFC CLIP編集委員」など、18の個人・グループの受賞が決まった。


 「編集を出版まで全ての工程において、学生(学部生、大学院生)が主体となって制作した」として受賞が決まったSFC Reviewで編集長を務めた松田龍太郎さん(環3)は「これは編集委員のやる気と頑張りによるものです。阿川尚之教授、編集幹事の先生方、湘南藤沢学会の田坂真美さん、ワキプリントピアの脇屋義幸さんには本当に感謝です」と、受賞の喜びを語った。
 授賞式は、今年度の卒業者と卒業者が入っているグループは21日(木)開催のテイクオフラリーで、それ以外は4月5日(金)のキックオフレクチャーで、それぞれ行われる。
(受賞者一覧:SFC事務室学事担当発表)
■■平成13年度SFC AWARDの選考結果について
湘南藤沢キャンパス教育奨励基金規程による表彰
【SFC AWARD】
〇 Boxed Economy Project
 複雑な社会現象を分析するための新しい手法である「エージェントベース社会シミュレーション」を作成・実行・分析するためのソフトウェアプラットホームを開発し、オープンソースソフトウェアとして公開した。
〇 常盤 拓司 君(政策・メディア研究科博士1年)
 ORF2001において、デザイナー中山貴伯氏と共同制作を行なった作品「座v2-Radiotic Sile-nce-」を展示し、オンライン雑誌MacintoshWire で取り上げられた。SFCで開催された「インターカレッジコンピュータミュージックコンサート2001」で展示。
〇 SFCバイオインフォマティクスプロジェクト
 マウスcDNA解析の国際コンソーシアム"FANTOM"に参加し、Nature誌に論文が共著として掲載されるなどバイオインフォマティクスの分野で大きく貢献した。
〇 SFC CLIP 編集委員
 SFCにおいて、メールマガジン"SFC CLIP"を発行し、情報技術(IT)を活用した、キャンパス内の円滑な情報流通を支援する基盤を創造した。
〇 SFC Review 編集委員
 SFC Review の編集を出版まで全ての工程において、学生(学部生、大学院生)が主体となって制作した。 
〇 佐藤 大介 君(総合政策学部2年)
 FYF国際学生サミット(2001年8月6日~8月11日)を主催し、成功裡に終えるにあたって示したリーダーシップ。
〇 大野 浩 君(環境情報学部4年)
 ゲノム情報解析に関する研究論文が国際論文誌「Gene」に筆頭著者で掲載された。
〇 情報の生態系
 スマートな公共情報環境を考える会(NTT建築総合研究所総括事務局)主催:  スマートITコンテスト優秀賞受賞
〇 G-language
 ゲノム解析用ソフト「G-language」を開発し,学会・業界誌から高い評価を得た。
〇 八田 彩香 君(看護医療学部1年)
  田中 喜子 君(看護医療学部1年)
  花房 佑貴子 君(看護医療学部1年)
 看護婦向け月刊情報誌『ナースビーンズ』へ「たまごの目、にわとりの目」の連載(2001年8月から 継続中)
〇 HAL-CURATION
 2001年度支部共通事業 日本建築学会設計競技[こどもの居場所]における「佳作」、「タジマ奨励賞」の受賞
〇 須藤 香奈 君(総合政策学部2年)
・ ラテンアメリカ研究・アルゼンチンにおけるフィールドワークとそのレポート ・ 第10回創価大学創立者杯スペイン語弁論大会準優勝
〇 村山 功 君 (環境情報学部3年)
 Live A Lifeの実施、その達成までの全プロセス
〇 飯塚 慶子 君(政策・メディア研究科修士2年)
 湘南ニュービジネスコンテスト2回連続入賞  第1回2001年3月 タイトル「福祉都市バリアフリープロデュース」  第2回2001年12月 タイトル「フューネラルビジネス ~次世代お葬式~」
〇 家本 賢太郎 君(環境情報学部1年)
 著書『僕が15で社長になった理由』(2001年12月15日ソフトバンクパブリッシング(株))出版
〇 平野 美帆 君(総合政策学部3年)
 第20回創価大学創立者杯フランス語弁論大会優勝(創立者賞)
〇 大森 陽子 君(総合政策学部4年)
 朝日スピーチコンテスト「コンクール・ド・フランセ」にて第2位
〇 prefab
 インスタレーション作品『光の柱』を、せんだいメディアテーク主催「sendai art annual 2001」に出品、「アニュアル2001賞」及び「あおば美術賞」を受賞