今月22日(金)、23日(土)の両日、SFCでOpen Research Forum(ORF) 2002が開催される。ORFはSFCで行われている研究の成果を発表する場として1996年より毎年開催されている。7回目を迎える今回は「先端そして融合」がテーマ。


 23日には、「対論―改革、成功の本質」と題し、竹中平蔵・総合政策学部客員教授(経済財政・金融担当大臣)と村井純SFC研究所所長による基調対談が行われる。また、同日開催されるDigital Art Awards 2002の表彰式では優秀作品に選ばれた作品が表彰される他、特別講演として、米I.L.M.社のGeoff Campbell氏を迎え「スターウォーズ・エピソード2」で駆使されたデジタル技術についての解説が行われる。
 同日にはSFCとSFC三田会が共催する卒業生と在学生の交流イベント、「ホームカミングデイ」も併せて開催される。
 CLIP編集部の取材に対し、ORF実行委員長の小島朋之総合政策学部長は、「11月22日から23日に、SFC・ORF(オープンリサーチフォーラム)が開かれます。今回のORFはSFC研究所を中心に、キャンパス全体の先端研究の実際をすべてお見せします。基調対談は竹中平蔵大臣と村井純所長の組み合わせで、福田和也先生が司会です。湘南地域の市長・町長が出席するシンポジウムは「湘南地域の発展と大学の役割」を議論し、湘南藤沢学会は大学院生を中心に研究発表大会を開き、大学院は各プログラムごとに研究の最新の展開をお見せし、国内外との連携をインターネット回線を使って紹介するところもあります。そしてなんといっても、今回の目玉の1つは、卒業の皆さんをお迎えする「ホームカミングデー」が23日に一日かけて開催されることです。初代学部長をはじめとした歴代学部長の講義、教員のオークション出品、そして大規模懇親会です。22日、23日はSFCと協力を進める企業、市民、団体の関係者、そして8000人の卒業生が一同に集います。皆さんのご出席をお待ちしています。」と述べた。