藤沢市に住む小中学生を対象としたまちづくりのためのワークショップ、「ふじさわこどもまちづくり会議」が9日(土)、10日(日)の2日間にわたって開催された。スタッフとして藤沢市役所職員・建築家・市議会議員・学生な ど多数の地域住民が参加。SFCからも15名ほどのボランティアスタッフが参加した。


 5回目の開催を迎えた今年は、主に鵠沼地区を対象として行われ、クイズを解きながらのまち歩き、『鵠沼を語る会』のお話、ディスカッション、模型制作と盛りだくさんの内容となった。定員として予定していた30名を上回る小中学生の参加があり、それぞれの思い描く「未来のまち」を形にした。
 スタッフの戸矢将義さん(総4)はSFC CLIPの取材に対し、「来年は別の地域を選定して、企画を練っていくことになります。一方で、市の教育委員会などに働きかけ、小中学校の「総合的な学習の時間」の素材として、ノウハウを提供したり、授業協力したりすることも考えています。いろんな市民の方々と関われるのが、学生ばかりで集まりがちな我々にとって、非常に勉強になることばかりです。興味を持たれた学生は、来年も開催するのでぜひ参加してみてください。」とコメントした。