2003年2月24-26日(月-水)、横浜みなとみらい赤レンガ倉庫にて、「第1回SFC卒業制作展」が開催される。「卒業制作展」は、総合政策学部・環境情報学部4年生の優れた作品・研究の紹介・発信、大学内外の交流などを目的として、今年度以降毎年開催される予定のイベント。顧問教授は、熊坂賢次・環境情報学部長が務めている。出展希望票はWeb上に公開されており、12月9日(月)まで、α館事務室付近の提出箱にて受け付けられている。


 学生代表者・坂口祐さん(環4)は、SFC CLIP 編集部の取材に対して、以下のように答え、「いっぱい刺激を受けて、いっぱい楽しんでください」とSFC生へメッセージを送った。

—卒業制作展を開催するに至った経緯についてお聞かせください。

【坂口】 簡単に言うと、「あるはずのモノがいままで無かったから」というのが答えです。SFCでは、映画をつくったり、都市計画の提案をしたり、ベンチャー企業をつくったり、歌をうたったり、遺伝子の研究をしたり実に幅広い分野におい て学生が活躍しています。実際、自分のまわりにも本当にいろんな人達がい て、彼等とこのまま一緒の舞台にあらないまま卒業して、それぞれの分野に歩んでいくのはもったいないと以前から思ってました。
 ORF等、研究会ごとには外部への発表の場は用意されているものの学校全体として学生個人の作品発表の場は少なく、各分野同士の繋がりもうすいのが現状です。通常、美術大学には2月から3月にかけて卒業制作展が開催され、大学内外から多くの人が訪れます。でも、SFCには卒業制作展がない。だったら自分でつくらなきゃ。それが、卒業制作展企画に至った経緯です。

—卒業制作展の学生代表者として、SFC生に向けてのメッセージをお寄せください。

【坂口】 卒業制作展は2003年2月24日(月)~26日(水)に横浜の赤レンガで開催し、その後、3月末にSFCで開かれる[Takeoff Rally]へと巡回する予定です。出展する4年
生も、これから4年生になっていく皆さんもいっぱい刺激を受けて、いっぱい楽しんでください。
 探してみるとSFCには面白い事やってる人がいっぱいいます。僕はそれを楽しむだけです。