25日(水)、クリスマスに慶應義塾大学病院(東京都新宿区)の入院患者にカードを配ったり、演奏会を行う「サンタ企画」が実施された。このイベントは、「多くの学生が参加でき、病院に色彩を与え、できればすべての入院患者さんに届けることができるものを」という思いから97年に始まり、毎年クリスマスの時期に、看護短大の学生によって企画・運営されてきた。


 今年は最初で最後の看護短大、看護医療学部の両学生を中心とした合同イベントとして行われ、ワグネルソサイエティオーケストラ、SFCウインドオーケストラDOLCE(ドルチェ)、クラシカルギタークラブ、医学部管弦楽団など、塾内の様々な音楽サークルも参加した。企画実行委員の坪田康佑さん(看2)はSFC CLIPの取材に対し、「キャンパスやカリキュラムが違う看護学生が今回のイベントで一体となれたと思います。患者さんや病院スタッフの方からも感謝され、良いクリスマスを迎えることができました。」と感想を述べた。
 また、このイベントは看護医療学部の実行委員に引き継がれ、来年以降も継続される予定。