24(日)18:00から湘南市民テレビ局が主催する、第3期湘南市民ディレクター講座上映会が開催された。


 湘南市民テレビ局は、高橋恭子研究室が中心となって進めてきた、湘南地域活性化プロジェクトである、湘南media village projectから発展し、2002年4月に立ち上がったもの。主に湘南地域の市民による、映像作成・上映を用いた街づくり活動を行っている。
 3回目となった上映会にはスタッフ、一般参加者合わせて30名ほどが集まった。上映会に伴って行われた人気投票の結果、1位に輝いたのは『我が家の事件簿』という作品。制作者の無農薬にこだわった家庭菜園での害虫とカマキリとの決闘を記録したものだった。
 今回の講座マネジメント担当である鳥海希世子さん(環4)は、SFC CLIPの取材に対し「"メディア"や"まちづくり"というキーワードだけでなく、広く一般の地域に住む方々をお客様として呼ぶという課題が残ったと思います。輪を除々に広げていきたいと思います。作品に関しては、今までの講座と比べても非常にレベルが高く、受講者の多くが今後、湘南市民テレビ局のメンバーとしてウェブサイトで新たな作品を発信していく予定となっています。この講座によって新たな仲間が増えたことが、湘南市民テレビ局にとっては一番の喜びです」とコメントを寄せた。