7日(金)-12日(水)の6日間全9回に渡り、ぺピン結構設計が新作「マルチメディア」を横浜STスポットにて公演する。


 ぺピン結構設計は、1999年にSFCの学生を中心に結成、2000年以降は学外での公演を重ね、2002年に第2回かながわ戯曲賞を受賞、2004年には東京国際芸術祭「リージョナルシアター・シリーズ」の参加が決まるなど、これまでの活動が徐々に実を結び今後の活躍が期待できる若手の演劇集団だ。
 制作担当の里見有祐さんは「今回は、企画段階から常にメンバー全員で作っていくことを重視し、ディスカッションを重ねた作品。京都での制作合宿や富士登山も試みた」と話す。パンフレットにある「made in 50s」とは、現在20歳前後のメンバーが生まれた昭和55年以降、つまり昭和最後の十年間を指しているという。「昭和生まれの平成チルドレン」とでも言うべき、引き裂かれた世代のまなざしで描かれたのが、今回の作品。
 公演時間は約100分の予定で、チケットは前売り2,000円、当日2,200円。チケットにはまだ余裕があり、上記ペピン結構設計のWEBサイトでの予約もできる他、当日会場でも受け付けている。詳細は、WEBサイトや公演パンフレット以外でも、YOKOHAMA WALKER11月11日号、ぴあ、シアターガイド、演劇ぶっくなどにも掲載されている。