メディアセンターにて、11月末よりペットボトル飲料の持ち込みを一部を除き許可する、という新たな飲食ルールが試行された。実施後2週間、メディアセンターに今回のルールとその背景について尋ねた。


 ルール改正の背景:
 メディアセンターとしてはここ数年来、学生の飲食・お喋りが「図書館」としての機能を維持する許容範囲を超えているという認識があり、本年度の事業計画に対策を盛り込むこととなった。センターはまず春学期に飲食全面禁止を宣言「マナーからルールへ」学生の意識改革を求めた。飲食が許可されている「図書館」は国内外で少数派、センターとしては、まずは「図書館」の当たり前を取り戻そうという活動を開始した。しかし、飲食禁止原則は学生側にも、センター側にも大きな負担をかけるものであった。
 そんな中、11月末から試行された新ルールは、センターにとってはいたちごっことなった飲食禁止原則論から離れ、現実的な落としどころをつけた格好と なった。センターとしては「落としどころ」という側面もあることは認めるが、同時に「実験キャンパス図書館」として新しい学習スタイルに合わせた、図書館利用の提示を内外行っていくという自負もあるとのことだ。
 今回試行されたルールについては、概ね学生の新しい学習スタイルに無理なく溶け込み成功しているとセンターは認識しているようだ。
節度あるルールを求めて、学生の意見を求む:
メディアセンターは、アンケートを通じ試行ルールについて広く学生から意見を求めた後、4月からルールを確定する予定。学生からの意見は常にメディアセ ンターは求めており、今回のルールやメディアセンター利用についてアンケートや以下のメールに積極的に意見を寄せて欲しいとの事である。
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