株式会社ニューロンは、NAT越え問題を解決するソフトウェア開発キット「NATTraversal SDK」を発売した。
 NAT越え問題とは、一つのグローバルIPアドレスを共有するために、NATを通じてプライベートIPアドレスを使用している端末同士が、一部で通信することができなくなることを指す。
 このSDK(Software Development Kit)を使うことにより、ソフトウェア開発者が、容易にNAT越えに対応した通信アプリケーションの開発することができる。ニューロンが実施した実証実験では、対応できないNAT装置は見つかっていないという。
 ニューロンは、2000年に現在の代表取締役社長である山田育也氏を中心としたSFC生で設立したベンチャー企業。現在SFC生を対象に、プログラマー、プランナーのアルバイトを募集している。