湘南藤沢ITCは22日(火)、VPNサービスの試験運用を開始したと発表した。問題が発見されなければ9月25日(土)より正式運用に移行する。


 VPNとは、Virtual Private Networkの略で、接続作業を行えば、あたかも接続先のネットワーク内にいるのと同じように、PCを扱うことができる。通信経路は暗号化されるため、セキュリティ上閉鎖的なネットワークなどにも、安心して接続することができる。最近では、企業で導入するケースが増えている。
 湘南藤沢ITCが提供するサービスでは、自分のPCが、CNSのネットワーク内にいるように扱うことができるので、授業シラバスや、メディアセンターのデータベースなどの利用が、自宅・外出先で可能となる。また、外部から使用が禁止されているftp、telnetなども利用できるようになる。
 今回提供されるVPNサービスは、IPSec VPNと、WebVPNの2種類。以前にも、アクセスポイント経由や、プロキシを利用して、外部からCNSのサービスを利用する方法があったが、これらによりさらに簡単になる。