SFC卒業生が執筆する「仕事」についての書籍が11月に2冊刊行された。総合政策学部卒業の渡邉正裕氏の著作「これが働きたい会社だ -社員が教える企業ミシュラン」、環境情報学部卒業の三神万里子氏の著作「これからはこの仕事! -時代を先取る24の新市場-」、両著作とも幻冬舎から出版されている。渡邉氏は、初の著作で、三神氏は3冊目の著作(漫画形式では初)となる。


 渡邉氏の「これが働きたい会社だ -社員が教える企業ミシュラン」は、トヨタ自動車やソニー、アクセンチュアなどの有名企業の社員に取材をし、企業のやりがい、給料、昇進、社風、人間関係などの社内の実態を取り上げたもの。一方、三神氏の「これからはこの仕事! -時代を先取る24の新市場-」は、次世代の日本において花形ビジネスになるであろう24の職種とは何かをテーマに、漫画で業界の仕組みや内部構造を表現したもの。
 有名企業の実態はどんなものか、将来はどんな職種が有利かといったことに興味のあるSFC生や、これから就職活動を控えたSFC生にはぴったりの本だろう。
 また三神氏は、8日(水)3限「メディアビジネス論」(小杉俊哉助教授・花田光世教授担当)にて講義を担当する予定。テーマは、ジャーナリストのニュースメイキング。
 来週のSFC CLIPでは、両著作の見所などを著者のコメントとともに紹介する予定。