5日(日)、第23回創価大学創立者杯フランス語弁論大会が行われ、出場したSFC生3人が全員入賞するという快挙を成し遂げた。この大会は弁論と暗誦の2部門に分かれ、弁論部門創立者賞(第1位)を出口香央里さん(総2)、同準優勝を古川奈美さん(総2)、暗誦部門の準優勝を松井くるみさん(総2)が飾った。


 今回の弁論部門のテーマは「私の勇気の一歩」。「Apprentissage du Corrage(邦題:勇気を出す勇気をもつこと)」で創立者賞に輝いた出口さんは、SFC CLIP編集部の取材に対して、「(参加資格があるのは、在仏期間が一年以内の人のみだったので)10ヶ月の滞在経験がある自分は、他の人よりもできていなければ、というプレッシャーがありました。テーマの"私の勇気の一歩"に関しても、何をするにも勇気は必要で、大きな勇気も小さな勇気もある。そこで自分には何が言えるのか、原稿を考えるときにだいぶ悩みました。勇気を出すという行為自体も勿論、「何に」勇気を使うのかが大事であって、正しいことの為に勇気を出さなければいけないと今は思います」とコメントを寄せた。