今年も多くの大学が志願者減に直面するなか、慶應義塾大学は大幅な志願者増を記録した。9学部の合計数では4078人の増加となり、SFC3学部を含む8学部が増加に転じた。


 2006年度の慶應義塾大学一般入学試験出願受付は1月31日(火)に締め切られ(法学部A方式は27日)、義塾全体では昨年度の42,250人から4078人の増加となる46,328人の志願者となった。
 SFC3学部では総合政策学部が446人増の3255人、環境情報学部が236人増の3025人、看護医療学部が198人増の834人となっている。総合政策学部が増加に転じるのは実に5年ぶりとなり、同時に志願者が3000人を越えるのも4年ぶりとなる。
 入学試験は総合政策学部が19日(日)、環境情報学部が20日(月)、看護医療学部は1次試験が13日(月)、2次試験が22日(水)に行われる。
 他の有名私大の志願者数は、早稲田大学が昨年度の107,995人から3001人増の110,996人、上智大学が昨年度の21,395人から2414人増の23,809人、と本塾と同様、減少傾向から脱している。
[お詫びと訂正]
この記事は2006年2月10日(通巻195号)配信時の表記に誤りがありましたので、訂正しております。訂正箇所および訂正内容は以下の通りです。
【訂正前】一般入試、義塾全体で志願者増 -総合政策学部は4年ぶりに大幅増-
【訂正後】一般入試、義塾全体で志願者増 -総合政策学部は5年ぶりに大幅増-
【訂正前】総合政策学部が増加に転じるのは実に4年ぶりとなり、同時に志願者が3000人を越えるのも4年ぶりとなる。
【訂正後】総合政策学部が増加に転じるのは実に5年ぶり。志願者が3000人を越えるのは4年ぶりとなる。
なお、訂正にあたって参考としましたデータは以下の通りです。
▼総合政策学部志願者数
2005年・・・2809
2004年・・・2934
2003年・・・2968
2002年・・・3463
2001年・・・3481
以上、お詫びの上訂正いたします。