5月21日(日)SFCθ館で16:00-18:00に、アカペラバンド「VOX ONE」の公開ワークショップが行われた。VOX ONEは世界最大の私立音楽大学であるバークリー音楽院の講師陣。リーダーの松岡由美子とアカペラシンガーズグループKOEの卒業生が知り合いだったため今回のワークショップが実現した。


 VOX ONEは、リーダーの松岡由美子(アルト)をはじめ、ジョディ・A・ジェンキンス(ソプラノ)、ポール・スティラー(テノール/ボーカルドラム)、ポール・パンピネラ(バリトン)、トム・バスケット(バス)で構成されるアカペラバンドである。メンバーがボストンのバークリー音楽院在学中に結成し、現在は国際的に活動している。ワークショップは松岡氏の講演から始まり、メンバーによるワークショップ、今回参加しなかったメンバーのジョディの代わりに学生が入ってVOX ONEの歌を歌う「なりきりジョディ」、VOX ONEの実演で大盛況のうちに終わった。
 VOX ONEが所属しているバークリー音楽院は、世界中から若い音楽家を集め、幅広い分野で質の高い音楽指導を行っている。近年、ジャズピアニストの小曾根真や上原ひろみらを輩出したことで、日本でも知名度があがってきている。