今年6月から本館に設置されているAED(自動体外式除細動器)が、新たに、厚生棟(生協学食)・体育館・メディアセンター・看護医療学部・北門警備室・ν(ニュー)棟・ι(イオタ)館の7か所に設置された。


 AEDは、人体に電気ショックを与えて、突然死の原因となる「心室細動」を治療する器械。電気ショックを与える時間が1分遅くなる毎に、救命率は約10%ずつ低下する。救急車が到着するまでの数分間の対応の違いが、患者の生死を分けると言われている。
 AEDは、初めて触る人でもすぐに操作ができるよう工夫されている。日本では非医療従事者の使用が認められた2004年7月以降、駅など主に公共施設への設置が進められている。
 SFC事務室では藤沢市消防本部の協力のもと、学生や教職員を対象にAEDを使用した救命救急講習会を不定期に実施している。
 なお、SFC CLIPでは救命救急講習会の体験レポートを、連載「Kenko Fujisawa Campus」に掲載する。