SFC Open Research Forum 2006の2日目、23日(木)10:00-11:30、丸ビル7階丸ビルホールにて、SFC3学部の説明会「SFC研究プロジェクト見学会」が行われた。土屋大洋総合政策学部助教授、冨田勝環境情報学部長、佐藤蓉子看護医療学部長によって、各学部の特色や魅力が語られた。


 まず、土屋助教授がSFCの概要を説明した。その際、集まった高校生に高校1、2年生が多いとわかると、「SFCは研究をするための大学。研究は高校生までに積み重ねるべき知識がなければできない。だから、SFCの受験科目には英語と数学しかないが、他の科目の勉強もおろそかにしないで欲しい」と呼びかけた。また、「SFCは半学半教の精神で知の最前線を押し上げていく、つまり生徒と教授が一緒になって答えのある勉強を利用し、答えのない研究を続けている場所だ」と付け加えた。
 さらに、土屋助教授は来年度以降実施される新カリキュラム「SFC2010」を紹介。「今日来た高校生にはこれだけ覚えて帰ってほしい」と、「DAC@SFC」というキャッチフレーズを披露した。
 現役の学生にも馴染みのない「DAC」とは、Dream、Academic、Creativeの頭文字を組み合わせたもの。それぞれ「SFC2010」において、Dream=「夢をかなえる卒業プロジェクト」、Academic=先端系の学問、Creative=「創造的な講義」を示すという。
 続いて、冨田学部長がEliicaなどの研究成果の一部を紹介し、最後に、佐藤学部長が総合大学における看護医療教育のメリットを語り、説明会が無事に終了した。