1月29日(月)から3日(土)の間、SFC生協を舞台に「にぎにぎクーポン」という企画が実施された。これは事前登録者に閉店の1時間程前にクーポン画像が添付されたメールが送られ、その画像をレジで見せればおにぎりなどが割引になるというもの。


 一連の取り組みは、「生活者の社会参加」(担当: 櫻田周三)の一環として行われた。編集部では企画団体「Solution of Food Continent」代表の金澤隼人さん(総1)にメールで取材を行った。
「Solution of Food Continent」とはどのような目的で設立されたのですか?
 私がコンビニでバイトをしていて、そこで賞味期限の問題で廃棄食糧としておにぎりや弁当、サンドイッチなどが毎日1万円分以上(重さ換算で約15kg)捨てられている現状を知りました。食べられるものが捨てられるのはもったいないと思い、廃棄を減らそうということで、設立しました。
「にぎにぎクーポン」の反響はどのようなものでしたか?
 協力いただいてる生協さんの都合により、クーポンの提示なしで割引きということだったので正確な反響は確認できていませんが、割引き実施前20個以上あったおにぎりが閉店までの1時間で完売するなど、廃棄数に大きく結果が反映されました。
今後「にぎにぎクーポン」が継続的に行われる可能性はありますでしょうか?
 クーポンの配信検討と配信作業が4限、閉店時に廃棄数を数える作業が5限の時間帯に行われるため、メンバーが誰かしらそこを空ける必要があることを考えると、現状では難しい。また、個人情報管理などの面もあり、期間限定だからこそ生協さんの協力をもらえたので、再び期間限定という形での実施が検討しています。
「にぎにぎクーポン」について何かあればお願いします。
 「にぎにぎクーポン」をきっかけに、売れ残ったものは食べられるものであっても捨てられてしまうということを知って、買うことで廃棄を減らすことに協力してほしいです。また、活動の手伝いをしていただける方も随時募集しております。ぜひ[email protected]までご連絡ください。