23日(金)、日吉記念会館において2006年度の卒業式が行われ9学部6590人が卒業。塾長賞、塾長奨励賞は今年もSFCから受賞者がでた。

式では安西祐一郎塾長が「人の気持ちを汲みとることができる、人のために尽すことができる、そして人と共に歩むことができるようになってほしい。義塾で学んだことを誇りに、今日を境に新しい人生を歩んでいってほしい」と式辞を述べた。また、塾員代表として株式会社日本総合研究所理事の翁百合さんが祝辞を述べ「少なくとも何か一つのことについて仕事を通じて専門性をみがいて欲しい。専門性を持つことは社会人としての幅をひろげます」と激励した。
 なお、学位記授与式は小島朋之総合政策学部長が病気のため欠席となり、阿川尚之総合政策学部教授が代理で「私から皆さんにお伝えしたいことはただひとつ。我より古をなし、自我昨古」と述べた。
 塾長賞は速水浩平さん(政・メ)と丸山健太さん(医)が受賞。塾長奨励賞は勝本雄一朗さん(政・メ)、渡邊由香さん(政・メ)、手塚雄佑さん(商)が受賞した。
 毎年恒例となった大学主催の卒業パーティー「園遊会」は、新木場のSTUDIOCOASTで開催された。今年は司会をセイン・カミュ氏が務め、ゲストのMr.マリック氏はスプーンを曲げ、会場を沸かせた。