3月24日(土)に行われた第2回宇宙法模擬裁判日本大会において、慶應義塾大学SFCチームが被告書面第一位、被告弁論第一位を収め、総合優勝を果たした。


 宇宙法模擬裁判は、国際宇宙法学会(IISL)が主催する大会。世界大会の決勝法廷では国際司法裁判所ICJの現役判事3名が裁判官を務めることから、世界的に最も権威のある模擬裁判大会の一つとして認知されている。参加校は2国間に発生した事件をICJに付託されたという設定の下、原告と被告の双方の立場から国際法に基づく立論を行い、裁判官へ提出される書面と法廷弁論によって勝敗を競う。
 日本大会において、慶應義塾大学SFCチームは法学部から参加の各校と競いながら、総合優勝を果たした。その後、4月10日から14日にかけて、オーストラリアのシドニー大学を中心に行われたアジア太平洋予選に参加。成績はインド、韓国、中国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドから集まった38チームの中19位にとどまり、残念ながら世界大会の決勝法廷へ進むことはできなかった。