8日(金)、日吉キャンパスで義塾創立150年記念式典が開催され、SFCでも式典の模様が中継された。θ館に卒業生や関係者など約600名が集まり、創立150年を共に祝った。

約600名が集まったθ館

時折小雨のちらつくあいにくの天気にもかかわらず、日吉キャンパスには8,000名余りの塾員が集まった。
 式典には天皇皇后両陛下も出席され、「慶應義塾が、国の内外で活躍する人材を数多く育て送り出すことを期待しています」と述べられた。また安西祐一郎塾長は「様々な課題が共鳴し更に複雑な問題を生む現状は、福沢諭吉が直面した幕末の時代に匹敵する。義塾に受け継がれる『独立自尊の精神』を備えた未来への先導者が、現代社会に求められている」と述べた。

式典には天皇皇后両陛下も

その他、内閣官房長官や衆参両議院議長、国内外から20を超える大学の学長らが出席し、祝辞を述べた。学生代表によるスピーチや塾歌斉唱も行われた。
 式典終了後は、「未来先導宣言」と称し、塾生や塾員によるスピーチやメッセージビデオが上映された。最後には慶援指導部の掛け声のもと、全会場で「若き血」の斉唱が行われ、SFC会場でも全員が起立して歌う光景が見られた。